昨日、ニュースのコーナーにアップした、
「ザ・スターリン、ラストライヴのマスターテープ発見により、
『完全版』をリリース」
というニュース。(こちら http://ro69.jp/news/detail/64004 )
いやあ、盛り上がりますね、これ。
って、お若いみなさんはなんのことやらかもしれませんが、
私ぐらいのニッポン80年代パンク直撃世代にとっては、
「うわあ、マジ!?」ってニュースです。
確かこの解散ライヴ、調布の撮影所で行われたもので、
「絶賛解散中」ってタイトルでライヴ盤が出たんだけど、そこに
入っていない演奏が11曲あって、でも、そのマスターテープを、
紛失していたと。
それが、28年ぶりに出てきたので、「完全版」として
リリースすることになった、ということだそうです。
早く聴きたい。
で。こういう「紛失していたマスターテープを発見」とか、
「幻の音源を発掘」とかって、よくある宣伝文句ですよね。
ほんとに紛失してたのか? だって、レコード会社とかって、
ちゃんとした企業でしょ?
と、思われるかもしれません。
実際、単に倉庫にしまいっぱなしにしてただけなのに、
「発掘!」とかって大げさに言っている場合も、あると思います。
思いますが、しかし、私の知っている範囲ですが、えーと、
こういうの、マジに「紛失してた」ケース、少なくないようです。
結構いいかげんなのです、昔のレコード会社とか、事務所とかって。
たとえば。誰なのかは言えませんが、「音源を発掘!」と言って出した昔の作品、
実はそのレコード会社が長きにわたって紛失していたのが
出てきたんだけど、正直にそう言うと「なくしてたなんて!」って
本人や事務所に怒られるので、「発掘!」ってことにした、
というケースも、あったりするようです。
なので、スターリンのこれも、きっと本当なんだと思います。
じゃなかったら、もうとっくに「完全版」で出し直していると思うので。
あと、昔のレコード会社とか事務所っていいかげん、と書きましたが、
人のことだけ言うのはフェアじゃないので、書いておきます。
昔のロック雑誌もいいかげんだし、そこに書いていた奴も、いいかげんです。
どれくらいいいかげんかというと、私、1991年から2000年
くらいまでに書いたあらゆる原稿、雑誌の誌面としても、
データとしても、全っ然保有していません。
会社の倉庫には保存用のバックナンバーがあるけど、
それ、俺の持ち物じゃないし。
で、どの雑誌に何を書いたのかも、全然憶えてないし。
昔からの読者の方に、「あの号のBUZZでこんな原稿
書いてましたよね」と言われて、「えっ、そうでしたっけ?」
と答えて、がっかりされたことも、一度や二度ではありません。
ただ、インタヴューは、意外に、結構ちゃんと憶えてます。
なんで書いたものは憶えられないんだろう。