さよなら、また今度ねのO-West完売ワンマンを観た!

さよなら、また今度ねのO-West完売ワンマンを観た!

いやああああ、すげえいいライヴだった。感動的だった。
写真は終演直後の4人。汗だく。でも「俺たち、ひょっとしていいライヴできたんじゃないかな?」っていう充実感がもう、滲み出ちゃってる。

さよ今は、9月3日にミニアルバム『夕方ヘアースタイル』をリリースして、先週は名古屋・大阪と「先輩あざーす!」な対バンツアーして、今日がファイナルのワンマン。
開演前にも楽屋に声掛けに行ったけど、メンバーは緊張してたし、正直不安そうだった。これが、彼らのキャリアでは一番大きなサイズのワンマンだからだ。
でも始まってみたら、これまでで一番あったかいお客さんがいて、一番濃いコミュニケーションが交わされたライヴになった。さよ今のことを好きな人が、過去最高の人数で一箇所に集まるんだから当たり前かもしれないけど、これがやっぱりワンマンのマジックなんだなあ、と思った。

それから、やっぱり新曲がめちゃくちゃ効いてた。”クラシックダンサー”、はやっぱり名曲。こんな曲を書くバンドはいない。
4つ打ちでガンガン跳ねられるフィジカルな楽しさと、普遍的な歌心をがっちり宿したメロディの相互作用、それを包む世界観の真似できなさがすごすぎる。
あとは菅原が(今日はあんまりMCしないって佐伯に釘を刺されたのに)思い入れをドバドバ語っていた”世界の結婚式”も、みんなその意図を真摯に受け止めて一緒に歌ってた。
なにより菅原がMCで、「俺の歌詞……いいでしょ?」と聞いた時に、すごく素直な同意が返ってきたのを見た時、思わずグッときまくってしまった。

MCで菅原はライヴのキャリアを振り返って、「せっかくだからO-Eastでもワンマンやろうよ」と言った。おいおい、1000人以上入るハコですよ、と思ったが、それを菅原がちゃんと知っているかも謎ではあるが、でもあの時ほとばしっていた彼の気持ちは本物だろう。こっからまた、さよ今にはガンガン行ってほしい。なので『夕方ヘアースタイル』まだ聴いてない人はぜひ急ぐように。

ちなみにJAPANでは9月30日発売の次号で菅原のディープなソロインタヴューを掲載します。お楽しみに。(松村)
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