SPECIAL OTHERS ACOUSTIC、初のツアーを観た

SPECIAL OTHERS ACOUSTIC、初のツアーを観た

昨年デビューしたらSPECIAL OTHERS ACOUSTIC。
初のツアー、東京公演はキネマ倶楽部にて。

暖色のラグが敷かれ、温かみのあるランプが照らされ、第五のメンバーという設定の大きなサボテンが初お目見えしたステージセット。
もう始まるから良い雰囲気。

ファーストアルバム『LIGHT』はオリジナル曲も本家SPECIAL OTHERSの曲も収められているが、
楽器編成が大きく違うため、名前も変えて新人バンドとしてデビューした。
アコースティックで最大限できることをやる、アコースティックだからできることを最大限やる、
という強い意志に基づいており、思考を凝らした様々な楽器を操る4人の姿があった。
芹澤優真がオーシャンドラムを鳴らしたり、
4人の一挙手一投足に目を奪われつつも、その音はまさに福音というか、一音一音が豊潤でポップ。
時にアッパーに盛り上がるエレクトリックと違い、どこまでもその音に身を委ねてジーンと沈み込めた。

終盤のMCではいつものように、高校の同級生4人によるフレンドリーでアットホームなやりとりが展開される。
最初はバンド名の頭文字を取ってSOA(ソウ)という略称を広めたかったが、全然広まってなくてスペアコって呼ばれてる、どうする?という議論や、
ステージ上で第五のメンバーサボテンに話しかける流れで又吉優也の声がサボテンっぽいからサボテンとして話してみて、とか。
最後には又吉が話すと、客席からサボテンが喋った!という声が上がるなどして盛り上がった。

バナナマンみたいにベテランでも若手感出してる感じを目指したい、
フレッシュでありたいという目標を掲げつつ、一回きりの企画ではなく、これからもがっつりとやっていくというこのSPECIAL OTHERS
ACOUSTIC。
5月4日のJAPAN JAM BEACHに出演する。
ビーチでスペアコ、最高でしょう!
メンバーも楽しみにしてくれているので、期待大。

JAPAN JAM BEACHのラインナップはこちら↓
http://japanjam.jp/2015/artist

(小松)
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