気温も高く快晴、夏ど真ん中の気候
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メンバー5人がひとりずつステージに現れ、大喝采が起こってから約二時間半。
これまでのチェコの集大成であり、これから先の未来が本当にワクワクするすごく良いライブだった!
“ネバーランド”“Festival”“Crazy Crazy Love”という、チアフルでポップな三曲を冒頭に据え、いきなり野外の開放感で満員の観客を陶酔させる。
二年ぶりくらいにやったという“Nowhere Boy”をはじめ、武井優心が「懐かしい曲多め」と説明した前半戦。
武井が、自分が初めて野音で観たのはハイロウズの曲だったということで、“日曜日よりの使者”のカバーも披露された。
miwa、吉井和哉、the telephonesなど、所縁の深い面々からの初野音へのメッセージが場内に流れ、メンバーが感謝を露わにした後、
衣装替えしたメンバー5人+ホーン隊3人という8人で後半戦へ。
シングル“For You”、JAPAN JAM BEACHでの在日ファンクホーンズとのコラボレーションで、相当手応えがあったんだろう。
また一層華やかで厚くて広がりのあるチェコサウンドになるからたまらない。
武井は、「正太郎と昔、外が似合うバンドになりたい。閉鎖的な時期だったけど、音楽ぐらい自由にやろうと話したことがあった」
と明かしていたが、その思いが日比谷野音という場所で、ソールドアウトという結果に結びつき、
今日の5人はとにかく楽しそうだったし逞しかった。
そもそもカラフルで包容力のあるサウンドが魅力だが、喜びと開放に溢れたチェコは本当に強い。
お客さんも、すっごく楽しそうだった。
秋にはサードアルバム&ツアー&結成5周年も控えている。
ROCK IN JAPANは最終日の8月9日に登場!(小松)