至高の歌の共演! RADWIMPSの胎盤、ハナレグミとの名古屋公演。原田郁子も来た!

至高の歌の共演! RADWIMPSの胎盤、ハナレグミとの名古屋公演。原田郁子も来た!
RADWIMPS、初の対バンツアー「胎盤」。
名古屋公演の相手は、野田洋次郎が公私ともに親しくしているハナレグミ。

冒頭から永積タカシ、満開の笑顔で「10周年おめでとう!」と、メジャーデビュー10周年を迎えたRADWIMPSに祝福の言葉を。
胎盤ツアー2日目に、きのこ帝国・佐藤と野田洋次郎が“さよならCOLOR”をカバーしたことに触れ、その“さよならCOLOR”をやるなど、大サービス。
至宝クラスの歌と包容力で場内を完璧にひとつにしていた。

一方のRADWIMPS、サポートに刃田綴色と森瑞希を迎えたツインドラムの5人編成の破壊力はやはり凄まじい。
そして今日のRADは、すごく穏やかでいつもにも増して楽しそうだった。
MCで野田は、「18歳の時本当に悲しいことがあって、2〜3日くらい家にこもって100回くらい“ハンキーパンキー”を聴いてたんじゃないかな。
大丈夫だよって言ってくれた気がした」と、ハナレグミに救われた経験を口にしていたが、
そんなバックグラウンドも作用していたように思う。
ハッピーな開放感が渦巻いていた。

アンコールでは、野田洋次郎と永積タカシによる“光と影”。
まさに至高の歌の共演。
そして、RADWIMPSとハナレグミバンドと、スペシャルゲストの原田郁子という11人による、野田洋次郎がハナレグミに提供した“おあいこ”。
すっごい良いものを観させてもらった。

観れば観るほど、このツアーに冠された「胎盤」の意味を思い知る。
RADWIMPSと根源的に繋がる相手との対バンであり、10周年というのもあって、RADWIMPSが音楽をやる意味というのを深く確認するツアーにどんどんなっている。

11月30日発売号のジャパンで特集します。(小松)
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