忘れらんねえよ「僕とあなたとあんたとお前のごほうびワンマンツアー」のファイナルを観た。
初の野音ワンマン、ソールドアウト、お客さん総立ち(数年前に出た野音のイベントでは、10人のお客さんが皆着席していたとのこと)
の三拍子が揃ったもんだから、初っ端からテンション爆発。
その喜びは声にも宿り、柴田は一曲歌い上げる度とにかく楽しそうで、最後のフレーズを伸ばしに伸ばし、梅津から「俺、ハモりづらいよ!」とツッコまれるほど。
一方で、「野音でワンマンができると思わなかった。愛してくれるアンタたちの一番になりたい」と真っ直ぐに想いをぶつける一幕も。それに対し、声に出したり、拍手を送ったり、さまざまな形でこれまた全力で応えるファン達。
この言葉と気持ちをとことんまでぶつけ合い、会場ごと希望で包み込んでしまうライブこそが、ああ、忘れのライブだなあとしみじみ思った。
アンコールラストの“忘れらんねえよ”では、携帯のバックライトを灯し、会場が一体となり大合唱。
まさしく「忘れらんねえ」光景を幾つも残してまだまだ進み続ける、そう確信を得たライブだった。(宇佐美)
忘れらんねえよ、初の野音ワンマンを観た!
2017.04.02 22:29