アルバム『1』リリース以降、要所要所のライブを観させてもらっているが、今回のツアーファイナルが最もストイックでタフなパフォーマンスだった。
コンセプトアルバム『平凡』の世界を構築するためMCはほぼなし。フロントマンはアルバムのキービジュアルの人物そのもの。既発曲もアルバム同様ブラックミュージックが香るアレンジが施されている。
グルーヴに身を任せ思い思いに身体を揺らすフロアは、享楽的という言葉がぴったり。そして後半に投下されたシングル曲の開放感……90分、みっちり音楽の快感が詰まっていた。
次は一体何を仕掛けてくるのか。また楽しみがひとつ増えた。(齋藤)
ドレスコーズ、ツアーファイナルを観た!
2017.04.09 19:57