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    祝・結成15周年! アルバム『KAGEKI』を機に考える「アルカラという文化」

    祝・結成15周年! アルバム『KAGEKI』を機に考える「アルカラという文化」
    シーンに無数の謎と驚きと悪ノリを(ありったけの誠意をもって)叩きつけてきた「ロック界の奇行師」アルカラ、「結成15周年期間」真っ只中にニューアルバム『KAGEKI』をリリース!ということで、4人全員インタビューを敢行。

    これまでアルバムはたいてい8曲入りがデフォルトとなっていたアルカラにとっては、トラックリスト上だけでも12曲というボリュームだけでも特筆ものの今作『KAGEKI』。
    それこそ直球の握りで投げても揺れたり落ちたり消えたりと予測不能な魔球ぶりを見せつけるような、摩訶不思議なのにダイレクトな痛快さに満ちたロックスペクタクル感、そして特設サイトに掲げた「15の誓い」の文面からは、音楽もキャラクターも含めたアルカラの一筋縄ではいかなさ――言わば「アルカラという文化」とでも呼ぶべき磁場を、アルカラ自身が真っ向から肯定し謳歌していることがリアルに窺える。
    で、結果として『KAGEKI』は、その「アルカラという文化」をアルカラ圏外のロックファンにも一発で伝えてくれそうな作品になっているのも実にいいと思う。

    アルバムの話から制作手順のディテールまで細かく訊いたのだが、そのバンドアンサンブルの構築方法に至るまで、稲村太佑のみならず4人全員が「奇行師」であることがはっきりわかるインタビューだった。その内容をどこまで誌面に盛り込めるか不明ですが、7/29発売の『ROCKIN’ON
    JAPAN』9月号に掲載です。
    30日開催の15周年記念ライヴ「KAGEKI -ア・ル・カ・ラ 15th Anniversary GIG-」とあわせて要チェック!(高橋智樹)
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