弾き語りが冴え渡る最新アルバム『MUTEKI』完成! 大森靖子に取材しました

弾き語りが冴え渡る最新アルバム『MUTEKI』完成! 大森靖子に取材しました
9月27日にアルバム『MUTEKI』をリリースする大森靖子に取材しました。
最近はバンド編成でライブをする機会も増えましたが、彼女は弾き語りで叩き上げられてきたシンガーソングライター。
弾き語りアレンジによる代表曲の数々をたっぷり収録した今作は、そんな彼女の豊かな表現力を存分に体感させてくれます。

アコースティックギターの弾き語りが定番となっている曲がピアノアレンジになっていたり、過去にリリースされた音源からは想像もできない大変身を遂げているものもあったり、新鮮な表情がたくさん見えるのが楽しい1枚です。新曲“流星ヘブン”と“みっくしゅじゅーちゅ”も収録されているこのアルバムについて語ってくれたインタビューは9月30日発売の『ROCKIN’ON JAPAN』11月号に掲載です。
彼女が何を見つめながら歌を歌っているのか、読者のみなさんに伝わるものになったら嬉しいです。

近寄りがたそうな(?)イメージで捉えられることも多い彼女ですが、生み出す音楽の本質に見逃しようもなく脈打っているのは優しさ、温かさ、全力で生きている人々を心から肯定する姿勢です。
「生きる」ということと不可分の血生臭さ、不格好さ、やるせなさ、不甲斐なさと真剣に向き合っているがゆえに、時に正反対の受け止められてしまうのかも。
キラキラしたメロディ、面白い物語、粋なユーモア、しなやかな遊び心に満ちた『MUTEKI』を聴けば、彼女がどういうアーティストなのかよくわかると思います。
取材でお会いしても、本当に素敵な人です。鋭い洞察力とウィットに富んだ言葉のひとつひとつを噛み締めながら、とてもワクワクする時間を過ごせました。(田中大)
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