去年の初シングル『Apollo』タイミングでの取材の時点で、来るべきCrystal Lakeの次作は超弩級の金字塔アルバムになると確信していたが、いよいよ届いた2年ぶり5thフルアルバム『HELIX』はそんな期待をはるかに凌駕する、凄絶なるラウドアートとでも呼ぶべき名盤だった。
ISSUES・AJやGIDEON・DANIEL&TYLERといった海外ゲスト勢の激演もさることながら、何より最高なのは、この時代にラウドな楽曲とサウンドを轟かせる意志と誇りが彼ら自身を研ぎ澄ませ、常に己を超越させ、どこの国の誰が聴いても震撼&狂喜必至の作品へと至った――というCrystal Lakeの現在地が、その音像から確かに響いてくることだ。
前回に続いてRyo(Vo)&Yudai(G)がインタビューに登場、新作『HELIX』についてじっくり語ってもらった。
「HELIX=螺旋」というタイトルの通り、Crystal Lakeというバンドが生み出す「ラウド三次曲線」が刻一刻とスケールと強さを増していることが、その発言からも伝わる内容になったと思う。
Crystal Lakeのロングインタビューは11月30日発売の『ROCKIN’ON JAPAN』1月号に掲載。ぜひご一読を。(高橋智樹)
Crystal Lake、己を超え続けた足跡の金字塔=名盤『HELIX』を語る
2018.11.01 17:20