4人が鳴らす音、パフォーマンス、MC、そして観客たちのリアクションも、すべてあたたかい幸福感に満ちていて、昨年の47都道府県ツアーを経て今が一番最高の状態だとメンバーが話していた通り、バンドの充実感を全身で感じた2時間。
15年の時を経て変わったこともたくさんあるだろうが、彼らのロックンロールに対する信念は、きっと何一つ変わっていない。彼らのパフォーマンスの節々にそれを感じて、その意志の強さに胸を打たれるシーンも多くあった。
ライブの最後には、今年6月からスタートするライブハウスツアーも発表。昨年のツアー中に生まれた新曲を、収録前に初披露するツアーになるということで、15周年を経てさらに先へ進むTHE BAWDIESを感じられるツアーになるのだろう。16年目の彼らからも目が離せない。(前田)