BE:FIRSTのステージを初めて観たとき、僕の心にものすごい初速で飛び込んできた強烈な魅力。
それはまずJUNONの歌でした。
特に地歌からファルセットに駆け上がっていくその上昇曲線の美しさ、円滑さ。
なめらかにあまりにスムーズに、ときに複雑に入り組んだメロディの曲線を、一筆書きの筆致のように美しく舞い上がっていくそのボーカルの素晴らしさに、まず耳を奪われました。
すごいなと思いました。
今回のインタビューは、だから、ひたすら「歌」について訊くことになりました。
もっと正確に言うなら、「歌」とともにJUNONという人はどのように生きてきたのか。
そんなテーマに基づいた話を、90分にわたって訊かせてもらいました。
歌うという行為を日常に当たり前のように取り込んできた人であることは間違いないだろうと思っていたのですが、ではJUNON自身はそんな人生をあらためて振り返ったときに、どんな感慨を抱くのだろうか、ということにとても興味がありました。
すると、「感慨」すらないくらいに当たり前に歌ってきた、ということがわかりました。
真剣に感動するインタビューになっていると思います。
1月30日発売のJAPANを楽しみにしていてください。(小栁大輔)
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BE:FIRST「7ヶ月連続ソロインタビュー」、JUNONと90分、「歌」をめぐる半生を解き明かす対話をしてきました
2023.01.24 18:00