新しい学校のリーダーズ、初めてのアリーナワンマンライブそのものが、まさに「青春」だった。青春は泣ける。一心不乱に全身余すことなくエネルギーを爆発させる4人のパフォーマンスはまさに「青春」だった。その「青春」は満員の東京体育館を巻き込み、大きな渦を作り出していた。
“オトナブルー”初披露の映像から、数々のライブやフェスで観客を魅了していく4人のパフォーマンス映像の後に生で聴き、観る“オトナブルー”には、込み上げてくるものがあった。
以前ブログで「“オトナブルー”はきっかけに過ぎない」と書いた。確かにこの曲以降の活躍は目覚ましいもので、起爆剤であったことは間違いないが、それ以上に4人がこの曲を愛し、この曲が連れてきた数々のチャンスをものにしてきた栄光の1曲でもあることを痛感した。
8年間の集大成とも言える約3時間。
「ライブがなにより好き！」という4人の熱い想いと、4人が歩んできた光景が垣間見える濃厚な時間であり、幸福な時間だった。
そして、初めての日本武道館決定。パフォーマンスのレベルだけでなく、アーティストとして着実にステップを上る4人の勇姿、絶対に見逃したくない。（前田侑希）
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