あいみょんのあたたかすぎるライブ「マジカル・バスルーム」が心に沁みた理由

あいみょんのあたたかすぎるライブ「マジカル・バスルーム」が心に沁みた理由
とにかくあいみょんの歌が、脳の端々まで、心の隅々まで沁みるーーそんなあたたかすぎる2時間半。

私があいみょんのワンマンライブを観るのは2022年の「ま・あ・る」代々木公演以来。
当時も、1曲1曲声色を変え、優しく、遠くへ、一人ひとりに届くように心を込めて歌っているあいみょんに心を打たれたのだが、今回のライブでは更に進化!というか覚醒していて、もっともっと、あいみょんとの距離が近く感じられるライブになっていた。

お馴染みの、ここは路上か?
と思ってしまう距離の近いMCでは、いつも通りノリまくりツッコミまくりなのだが、声出し解禁でお客さんもあいみょんもキレ増し増しで、タートル・トークさながらの鮮やかなやりとりに、心の中で何度か座布団を投げました。笑

普通なら会場が大きくなるほど演出は派手になるし、そうでないとなんだか物足りなく感じてしまうのだが、どんなに会場が大きくなっても、ここは路上の延長だと言うように、あいみょんは歌とパフォーマンスでエンターテイメントし、一人ひとりとの距離を近くしていく。

そんな音楽に向き合うあいみょんの進化に、その歌に、心が沁みた。

ツアーは残り3日間。
11月30日発売の『ROCKIN'ON JAPAN』1月号で、このツアーのライブレポートを展開するのでぜひチェックしてください!(大橋麻里奈)

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