1曲目の“咲きたい”からテンションMAXで始まって、気づいたら緑色の顔のランジャタイ国崎が踊ってて、気づいたら「ちゅるりらら」と歌っていて、気づいたら小さなタンバリンを叩いていて、気づいたらちょっと泣きそうになって、気づいたらランジャタイ国崎とハイタッチしてる。
そんなめ組にしかない「なんだそりゃ」の連続が最高に楽しくて、心があったかくなった。
バンドのグルーヴは最高潮。
菅原の歌は語りかけるような優しさに溢れていて最高にあったかい。
どんな日々にも希望があることをファンタジーにのせて歌ってきため組だが、最新ミニアルバム『七変化』では、良いことばっかじゃない人生の闇も、日々の悩みも描き、それでも愛を共有する喜びを手紙に書くように表していたが、きっと菅原はリスナーとの距離感をグッと縮めたかったんじゃないかと思う。
そうやってもっと近く、感情豊かになっため組の楽曲を、バンドのグルーヴで披露するすべての曲をアンセム化させていたことに感動した。
7月20日に次のワンマンも発表されたが、4月28日のJAPAN JAM 2024にも登場するので、覚醒中のこのあったかカオスを体感してほしい。(大橋麻里奈)
『ROCKIN'ON JAPAN』4月号のご購入はこちら
め組のツアーファイナル、狂い咲くあったかカオスにランジャタイ国崎も乱入で最高!
2024.03.10 00:00