Eveとは、進む力、あたたかい光──有明アリーナ公演「文化」を観た!


1曲目のビッグアンセムからもうクライマックスだっけ?と思うほどギアMAXでロックチューンを連投──そんなはじまりからも、今年6月9日に行った公演「Culture」とは全然違う演出からも、もちろん楽曲1つひとつからも、心に響いたのはEveのエンターテイナーとしてのピュアなあたたかさだ。

アンコールの後に、Eveは少し長い時間を使って、アンダーグラウンドな自分が音楽をすることで誰かの心を明るくすること、それが楽しい、それを続けていくと思う、と語った。

Eveの楽曲はどんな時でも無理強いしない。
孤独も悲しさも、アドベンチャーに変えて、自分のスピードで前に進もうとする。だから気持ち良い。
ライブでもそうだ。過去を超えて、今に向き合って、挑戦を続けるEveの姿を見て、私たちはきっと、さっきよりもちょっと、地球で生きることが楽しいかも、と思えるのかもしれない。

ライブの終わりに、2年8ヶ月ぶりのアルバム『Under Blue』リリースも発表。
今から楽しみで仕方ない!(大橋麻里奈)
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