全編セルフアレンジに挑戦し、進化し続けるシンガーソングライター・森 大翔──期待が膨らむ2ndアルバム『Let It Grow』へ込めた思いを、制作途中の本人に訊いてきました!

超絶的なギターテクニックと、そのギターから生み出される卓逸した楽曲にも注目が集まっている森 大翔が、10月30日にリリースする2ndアルバム『Let It Grow』を制作中ということで、制作の手応えと本作に込めた思いを訊くべくインタビューをしてきました!

前作『69 Jewel Beetle』は10代最後に制作されたアルバムで、北海道から上京してきた少年がギターという友達と一緒に音楽と向き合って作った、どこか荒削りなところもあるのだが、それが彼にしか出せない味となっている名作だった。

そして、上京してからの生活にも少しは慣れ、21歳になった森 大翔。多くのフェスに出演もし、ワンマンライブも経験した彼が放つアルバム『Let It Grow』は、全曲をセルフでアレンジしているという。それについて「やっぱり自分でやりたいじゃないですか(笑)。ギターだけじゃなく、全部自分がこだわって作ったらとっても愛着が湧くんですよね。別にめちゃくちゃ細かいところまでこだわるっていうタイプではないんですけど。まだまだ成長段階なので頑張って作っています」と話していた。

本人が話すようにまさに「成長段階」と言えるアーティストのひとりが森 大翔である。それは、直近のシングル『夏の落とし物』や『アイライ』を聴いてもわかることで、『69 Jewel Beetle』の収録曲よりも音楽を自由に楽しんでいることが伝わってくる。自分でできることが多くなったというのもあるかもしれないが、それはこの1年間を振り返って「15年くらいの濃さがあったんじゃないかな」と話していたほどにさまざまな経験をしてきたからだろう。

そのモードがアルバムタイトルの「Let It Grow」にも入っているGrow=成長という言葉に繋がっている気がする。

今回のインタビューでは、アルバムの制作真っ只中の彼が感じていることや、ポップネスに賭ける熱い思いをたっぷりと話してくれているので、アルバムを楽しみにしながら読んでほしい。(岩田知大)


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