マカロニえんぴつが「青い気持ち」を携えバンドの根源を鳴らす──新作EP『いま抱きしめる 足りないだけを』に詰め込まれた滾る想いとは

マカロニえんぴつが「青い気持ち」を携えバンドの根源を鳴らす──新作EP『いま抱きしめる 足りないだけを』に詰め込まれた滾る想いとは
「青春」という言葉ほど賞味期限のないものはない。

青ければ青いなりの「無邪気さ」や「奔放さ」、「我武者羅」な気持ちが張り詰めていて、その一方青春の先で触れた指先にはたちまち熱がこもるし、「甘酸っぱさ」や「ほろ苦さ」「儚さ」といった感情が押し寄せてくる。
つまりいつだって青春というものは人々の心に宿り続けているのだ。

デビュー10周年、マカロニえんぴつは今一度青春という名のプールに積み上げた年月分の高さから飛び込んだ。
当然その波紋はリスナー一人ひとりの心を大きく揺れ動かすほどに巨大で、飲み込まれた瞬間悲喜こもごもあらゆる想いに包まれる。
しかし、この青春に危うさはない。溺れてしまいそうなほどの息苦しさや窮屈な想い、後悔の念なんかではなく、包みこまれる安心感や晴れ晴れとした爽快さ、未来への希望に溢れている。


『アオのハコ』OPテーマの“然らば”で描かれる《夢を追いかけていたい》という願いも、映画『山田くんとLv999 の恋をする』主題歌の”NOW LOADING”で吐き出される《ただ想っていようと決めたんだ》という覚悟も、どちらも過去ではなく今を生き抜いた先に広がる未来を思って紡がれた言葉だ。

なぜマカロニは今、これほどまでに堂々と「青春」を鳴らすことを許し、そこに全力投球できたのか。メンバー全員への最新インタビューでそのすべてに迫りました。
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【JAPAN最新号】マカロニえんぴつ、10年目で掴んだ青い情熱──最新EP『いま抱きしめる 足りないだけを』で鳴らした自由への道しるべ
がむしゃらが好きなんですよ。そうじゃないと偽物っぽく感じちゃう。もう30過ぎてんだよなって思うけど、燃えててほしい 先行配信された“然らば”を聴いて僕は思わずガッツポーズをした。『アオのハコ』という青春を描いた作品にはっとりがちゃんと感化されて、そこからあの熱くて青い歌詞とメロディと…


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2月28日(金)に発売する『ROCKIN’ON JAPAN』4月号の表紙とラインナップを公開しました。今月号の表紙巻頭は、SEKAI NO OWARI・Fukaseです。 ●SEKAI NO OWARI Fukaseが今、改めてSEKAI NO OWARIのすべてを語り尽くす! スペ…
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