今日は渋谷でザ・クロマニヨンズのライヴへ。
今回のツアーで観るのは2度目だが、11月から3月いっぱいまでまるまる5ヶ月も続くスケジュールで、ようやく終盤戦突入と言えるだろうか。
とはいえ、もちろん彼らはいつもどおり。シンプルでゴロッとしてピカピカの、最高のロックンロールを見せてくれた。

毎年、1枚アルバムを出して、みっちりツアーを回る。ヒロトとマーシーは、日本のロックンロールの神様同然の存在だけど、本当にストイックで真面目だ。
だからそういうことをきちんと続けてこられるんだと思う。そこが好きだし、カッコいい。
もちろん、真面目にロックしているだけでは、彼らみたいになれるはずもないんだけれども。

で、3月のツアー終了タイミングで、初のライヴ映像作品がリリースされるんだという。レコード会社の担当者にチラシをもらったら、写真のとおりの裸っぷりでした。
実は彼ら、こういう宣伝のビジュアルに本人が登場するのも、ザ・クロマニヨンズとしては初めてらしい。確かに言われてみれば、そうだ。
とても40代とは思えない彼らのガタイに、あらためて驚愕する。
そして収録されているのがツアー初日のライヴで、結構歌詞を間違ってたりするらしい、という潔さにも驚愕する。

今日のライヴでも、アンコール登場時は全員きっちり上半身裸でした。ヒロトは「この会場が広いから、俺がやせて見えるんだよ」「俺の顔がデカいから、身体がやせて見えるんだよ」とか言っていた。やせてるとか太ってるとか、そういう次元じゃない肉体の神秘だと思います。（松村）