LIZARD VS JJ(The Stranglers)、30年ぶりの共演!?が新宿ロフトで繰り広げられた。
昨年末、初期メンバーのモモヨ、ワカ、コーに元ＡＲＢのキースを迎えて22年ぶりに新録アルバムをリリースしたリザード。そのワンマンに、パンクスプリングで来日していた旧友、というか元プロデューサー、ストラングラーズのジャン＝ジャック・バーネルがゲスト出演したのである。なんと、'79年後楽園ホール、京大西部講堂以来30年ぶりの共演。
JJは、途中出てきて、独りで弾き語りを披露。
そして、リザードの二度目のアンコールに、ベースを持って登場し、ストラングラーズの“サムシング・ベター・チェンジ”を歌った。元アレルギー/デラックス、LOOPUSの宙也、オート・モッドの現ギタリスト、ユキノもいきなり飛び入りしての大合唱となった。
終わったあとも場内には『ラ・フォリー』が流れていた。

帰りに歌舞伎町を歩きながら、2010年ですよね？
と、誰かに問いただしたくなるほど、東京ロッカーズを追体験した夜。ステージもさることながら、会社帰りとおぼしきワイシャツ姿の男の人たちが、「ビバテレビッ！」と手を掲げていた光景が忘れられない。
(井上)