吉井和哉のJAPAN JAMに、９mm菅原卓郎の出演決定！ うわぁぁ、一体どれだけ贅沢なステージにしてくれるんだ？　 わくわくしながら、吉井和哉２度目のリハーサルに潜入した。

鼻血もの――。
4月29日に行われた最初のリハを見た渋谷が、そんなエモーショナルな表現をしていてちょっとびっくりしたが、いや、本当にすごかった。
この日は卓郎がリハに参加するということで、スタジオに着くとすでに吉井ソロのリハは終え、卓郎が参加してのセッションに突入していた。早っ。先週末のアラバキも終え、すっかりバンドが温まっているようだ。

吉井と卓郎とエマがフロントに並んでいる、その光景だけでものすごいオーラだ。 ４月に行われたヒーセ主催イベントHEE FESTでは、インフルエンザで出れなくなった滝の変わりに卓郎がギターで参加し２曲ギターを弾いていたが、今回は満を持してのヴォーカル参加。
へヴィでカオティックで悪意と色気が爆発しながら、夢や幻想をひっぺがしていくあの曲に卓郎の声がむちゃくちゃ似合う。
今日初めてのリハだが、すでにばっちりな感じ。吉井と卓郎がもっと歌う部分を増やす？みたいな打ち合わせを始めたので、ちょい待ちかな？と思ってたらすぐにまた始まった。吉井のライヴ本番のリハーサルを見ていても驚くが、本当に決断が早い。経験ももちろんだか、本能的に「正解」がわかっている。しかも、その正解は別に一通りじゃなく人の数だけあることがわかっている。

そして、バックホーン・松田、Nothing’sの生形＋日向が参加したセッションに突入。想像以上にぶっとんだ。

続く。（井上）