恐るべきバンド、the GazettE !

恐るべきバンド、the GazettE !

7月30日発売のJAPAN掲載でthe GazettEのインタビューをした。
「DIM」「STACKED RUBBISH」といったアルバムを聴いてもらえば明らかだがロックバンドとして彼らは恐ろしく高性能でユニークで、その楽曲は深いメッセージ性を持っている。
それでいて彼らは現在のビジュアル系ロックのシーンの最前線を走っていて、そのイメージから一歩も外れようとしていない。
それはむしろ彼らの音楽のメッセージ性とアート性とエンターテイメント性の高さと密接に繋がっているものだからだ。
彼らの中でビジュアル系のロックのカッコいい部分ははっきりと揺らぐことなくあって、それを彼らはパンク、ハードコア、ヒップホップ、インダストリアルなど多彩なジャンルと柔軟にミクスチャーしながら深めている。
そして、売れれば売れるほどそれを過激な方向に突き詰める本能を持っている。
生真面目さや保守性とは無縁の無邪気な攻撃性を感じた。
今まで会ったことのないタイプのバンドだ。

初めてのインタビューだったが初期のことから9ヶ月ぶりのニューシングル「SHIVER」のことまで5人と1時間半みっちり話した。(古河)
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