10月号のNEW COMERで紹介したパンクバンド・S.M.N.。
彼らが前作『Repaint It New』からたった３ヶ月で、またもやアルバムをリリースするということで、取材に行ってきました！

本日リリースされた『Break Open the Door』は、海外レコーディングした前作と同時録音した楽曲を収めたもの。
前作は１曲目からすべてをなぎ倒すような勢いに溢れた快作でしたが、子どもの歌やクリスマスソングのカヴァー曲も並ぶ今作は、彼らの楽曲の豊富さや聴いているうちに思わず走り出したくなるような疾走感を味わったり、歌声やコーラスワーク、アンサンブルの美しさなどを改めて堪能することができる、奥行きのある見事な作品になっています。

彼らの魅力のひとつは、メロのよさ。
彼らのメロはキャッチーなだけでなく、思いっきり地を蹴って前進していこうとする彼らの逞しさが表現されていて、聴く人の背中をポン！と押してくれるというよりは、彼らに手招きをされて一緒に走るような温かさや人懐っこさを感じさせます。

今回のインタヴューでは、なぜ彼らがグッドメロディにこだわるのか、なぜ彼らのメロがキャッチーになるのかというところをがっつり熱く語ってくれていますので、ぜひ現在発売中のJAPANをチェックしてみてください。

今月22日からは今作を引っ提げたリリースツアーも開始予定の彼ら。
より多くの人と楽しい時間を過ごしたいという思いから繰り広げられる彼らのライヴはとにかく全力投球！　インタヴューで「ライヴ後はいつも死ぬんじゃないかと思う(笑)」と語っていたけれど、そんな彼らの熱いライヴパフォーマンスを、そして彼らのグッドメロディをぜひ味わってみてください。ライヴ後には、完全に笑顔になってること間違いなしです！（奥山）