車谷、Laika Came Back として初のステージ

車谷、Laika Came Back として初のステージ

映画「ワンエイティ・サウス」の公開記念イベントにて車谷浩司が新プロジェクトでの初ライヴを行った。
アコギ1本を抱えてたった1人でのステージ。
カバー含めて全8曲。
ループマシンやエフェクターを駆使した、弾き語りと呼ぶにはあまりにも濃密過ぎる演奏と歌。
海外の子供たちに日本語の美しさを伝えるために作った曲や、親友の個人名を歌詞に織り込んだ曲など、音楽がいかに人間にとって便利で大切な道具であるかという原点に立ち返った活動を彼がこのプロジェクトで行っていることがはっきり伝わるライヴだった。
やはりこの、他の誰にも真似のできない潔い振り切り方をできるのがこの人の魅力であり武器だ。
そしてラストの今まで聴いたことのないほど生々しく太い声で歌い上げる曲が特に素晴らしかった。

いつかこの活動が1枚のアルバムになるのが純粋に楽しみ。(古河)
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