JUMPIN' JACK FLASH・日本マドンナ

JUMPIN' JACK FLASH・日本マドンナ

JUMPIN' JACK FLASH出演バンド紹介、十二夜目日はいよいよ日本マドンナの登場!

2009年、当時高校3年だったあんな(B・Vo)、まりな(G・Cho)、高校1年のさとこ(Dr)の3人で結成した、生粋のパンクバンド。
「もうとにかくパンク!! 愛とかを受けとってほしい」
というメッセージとともに応募したRO69JACKで優勝し、COUNTDOWN09/10に出演。
http://jack.ro69.jp/contest/jack0910/artist/20908
昨年ファーストアルバム『卒業制作』、秋にはセカンド『月経症候群〜PSM〜』をリリースした。

初めてライヴを見た時、あまりに剥き出しのパフォーマンスに鳥肌が立った。
音楽、というには今にも壊れそうで、ハチャメチャで、剥き出しの演奏と言葉たち。
パンクロックが原初に持っていた衝撃と感動を、愛らしい10代の少女たちが体当たりで鳴らしていた。

《人間とはもっと汚く、もっともっと生々しい/そんな綺麗な文章でまとめるな!!》(“村上春樹つまらない”)とか、
《ああ女はいつでも男に散々負けてきた!!! でもこんな生理のある内は負ける気がしない!!!》(“生理”)とか――
日本マドンナの歌は、現実と闘うための覚悟だ。

「世の中にはきれいごとだらけの歌とか、たとえば愛の歌とかあるじゃないですか? そういうのを聴いても、『これは嘘だろ』みたいに思えてきちゃって、気持ち悪いんだよね。そっから『じゃあ私たちが本当の部分を歌う。それがやりたい』っと思ってったんじゃないかな」とインタヴューで語っている。

そんな日本マドンナが歌うロックの原点をぜひ生で体験してほしい。(井上)
ROCKIN'ON JAPAN 編集部日記の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする