新木場スタジオコーストにて、andymoriの秋の楽園ツアー。
ワンマンのはずが、定刻になって現れたのは、andymoriのメンバーより結構年配の男性３人。
スリーピースの定位置につき、「平均40歳のdandymori（ダンディモリ）です」
とドラマーが自己紹介。
どうやら、andymoriのスタッフ＝ローディー、
ドライバー、マネージャーによる、この日のためのバンドらしい。
ご丁寧に、andymoriのロゴの頭に「d」をつけたステージフラッグも吊られている。
パンパンのスタジオコーストのファンから笑いと喝采を浴びる中、“ユートピア”を演奏。
その後すぐに登場した本家・andymoriも、“ユートピア”からスタートと、
意表つかれまくりの幕開けとなったこの日のライブ。
とても逞しいライブだった。
メンバー３人の間に流れる空気は、ツアーを経て、
より親密で信頼感溢れるものになっていた。
dandymoriの登場も、チーム全体がとても良いムードだからなのだろう。

新曲も何曲か披露した。
すでに何度かライブでやってる“在る光”は、一層力強い刹那的な煌めきを放っていた。
小山田壮平は、鼻歌の延長線のように日常的に曲を生み出すソングライターだが、
まだまだ湧いてきているようだ。

4月14日・15日のZEPP TOKYO２デイズが行われることも、ライブ中、ベース藤原の口から発表された。

終演後の３人もとても晴れ晴れとしたムードでした！（小松）