ホリエアツシのソロプロジェクトent、初のツアーのファイナル、代官山UNITでのワンマンライヴに行ってきた。

2ndアルバム『Entish』の世界観を、ギターに大山純、ドラム&マニピュレーターにアルバムにも深く関わっているレコーディングエンジニアの菅井正剛を擁した「ent band」として見事に昇華。映像や照明も積極的に使って、曲を生き物のように活発に動かしていく感じが気持ちよかった。なんとなくステージに流れるユルーい空気感も、ストレイテナーとは違う、ソロプロジェクトならではのもの。

アンコールではスペシャルゲストとしてなんと野田洋次郎が登場！フロアがどよめく中、 ドラムを叩いてホリエ・OJとセッションを披露した。ぶっつけ本番だったということだけど、もっと観たかった！

この後もライヴはあるけど、とりあえずentの『Entish』タームは一段落。とはいいつつ、たぶんentはこのリラックスしたムードのまま、形を変えつつずっと続いていくんだろう。（小川）