桃の節句にちなんで「5人囃子」と題して行われたmonobrightの下北沢CLUB Queワンマン。 セットリストは新曲のみで構成するという事前のアナウンスからも分かる通り、最新のmonobrightが放つ攻めのエネルギーを強く感じるライヴだった。
まだ誰も知らない新曲を披露するというバンドの緊張感と、同じく今初めて聴く曲を全身で受け止めようとするお客さんとの、真剣勝負の交流。何かとても貴重な瞬間に立ち会ってしまったような、ここから何かが広がっていくような、そんな予感がある。
今日の日を出発点して、それぞれの楽曲がどういう進化を遂げるのか、2012年のmonobrightからも目が離せない。(秦)