既に当ブログでもUPされてますが、本日木村カエラの武道館3デイズファイナル。
今年頭から始まった約2年ぶりのツアーを経て、
度胆をぬかれるくらいカエラのライブはすごいことになっていた。
ステージ上には最新アルバム『8EIGHT8』の重要なモチーフであるクモくんの8つの目、
それが時折表情を変えたり、たくさんのダンサーが出てきたり、レーザーがビカビカ舞ったり。
ショウとしての演出も、またカエラバンドの演奏もさらに素晴らしくなっていたけど、
なんといってもカエラのエネルギーの爆発具合が凄まじかった。
激しく動きながらも、ぎっしり埋まった武道館の客席の隅々を愛おしそうに見つめ、
ひとりひとりに最大級のパワーを与えようとする。
自分のやるべきことに対し完璧に覚悟が決まっているし、数倍スケールが大きくなっていた。
他者への愛と命の重みが根底にあるアルバム『8EIGHT8』の曲を中心としたセットリストだが、
今のカエラが歌う“BEAT”や“リルハ リルハ”やダブルアンコールでやった
“happiness!!!”など、初期の曲はまた新たなメッセージがあり、感慨深かった。
「私はみんなを元気にするために歌っています」と、本当に迷いなく断言していた。

写真は『8EIGHT8』のインタビューが表紙巻頭に載ったJAPAN2011年11月号。
今のカエラの核となる思いが語られています。(小松)