かなり気が早いけど、6月30日発売JAPANのINORANインタヴュー敢行！　６月27日リリースのニューアルバム『Dive youth, Sonik dive』についてがっつり聞いた。
タイトルはバンドメンバーと一緒に考えたそうで、勢いとユーモアと解放感に溢れているが、収録曲もまさにそのまんま！　すでにライヴでも演奏され、新曲なのにやたら盛り上がるラウドなポップナンバー“Get Laid”、その真逆にある深遠で美しいインスト“HOME”、INORANが歌うFAKE?のカヴァー“LEMONTUNE”がまたとてもいい。激しくノイジー、どこかシニカルでクール、だけどユーモアに溢れていて、でもちょっとせつなくて美しいINORANの裸のロックンロールが鳴ってる。
ロックンロールというと、土臭さ、とか、ルーツ、といったイメージも強いが、INORANのロックンロールは風の匂いがする。
15周年を「歴史」でなく「現在」で刻んだとてもINORANらしい作品だと思う。

そして今日解禁で、ツアーファイナル7月26日Shibuya O-EASTが、またアルバムに土屋アンナが参加していることが発表された。
http://inoran.org/app-def/S-102/wp/

写真はLUNA SEA表紙号を持ったINORAN、というちょっとわくわくするショット。
普通なら自分を指差すのだが、「どの人がいいですか？」と言いながら気がつくとちゃっかりSUGIZOを指差していた。こんないたずらっ子みたいな一面からも今の彼の風通しのよさが伝わってきて微笑ましかった。インタヴュー、ぜひチェックしてほしい。

３月に行なわれたライヴの様子はこちら→http://ro69.jp/blog/japan/65353
（井上）