女王蜂、涙と破壊の第二幕、堂々開幕!@AX
2012.06.02 01:49
凄まじい気迫のこもったパフォーマンスだった。数日前に発表されたギギちゃんの降板、あのせつなく歪んだ破壊的なギターが聞けないのはとても悲しかった。でも、まっ青の髪のギターとキーボードを加え5人に増殖した女王蜂は、大きく、鮮やかに、と同時に深く、崇高に、進化を遂げていたのだ。
これから入ってくる人はみんなギギちゃんだと思ってるから、というような趣旨のことをアヴちゃんは言っていた。涙をこらえる場面もあったが、それを吹き飛ばす強い志とエネルギーが会場中に爆発していた。
とりわけ『蛇姫様』の新曲はヤバかった。音楽の既成概念を変えゆくような力を感じた。
ヤシちゃんのベースも進化し歌う部分も増えバンドの一体感が増していた。
まだやってない曲も含めて、次の新木場コーストが本当に楽しみだ。
ちなみに、『孔雀婦人』追加公演ということで、今日のドレスコードは「仮面」。カーニバルのようなゴージャスな仮面から、スケキヨ、にわか煎餅、機関車トーマスまで、仮面もお面も入り交じったフロアを見て「素晴らしきカオス」とアヴちゃんは嬉しそうだった。
伝えたいことはもっともっとありますが、次号JAPANのライヴレポートで書きます!
(井上)