BUCK‐TICKのパレードが始まった!@日比谷野音
2012.06.10 23:34
「また雨だよ。みんな濡れちゃえ!」と最初のMCで語られた通り、昨日に続き雨となった日比谷野音、BUCK‐TICK at the NIGHT SIDE2012。夕暮れの野外に立つBUCK‐TICKは、ゴージャスで華麗な夢を見せるいつものステージとはまた違う、25年を一緒に刻み続けたロックバンドの剥き出しの生々しさがかっこよく際立っていた。
ニューシングル“エリーゼのために”で始まって、東京のど真ん中の野外で「Fuck up!」とか「ツキタテロ」とか叫ぶ“ナカユビ”の過激な爽快さ、そして実に様々な時代の曲が飛び出した。外で放たれる“Mement mori”の祝祭感は格別だった。本編最後には雨も上がった。
アンコールの冒頭、今井はレザーライトに包まれて“雨に唄えば”のメロディーを弾いていた。
ダブルアンコールのラスト、「さあパレードが始まるよ。パレードが行くよ、みんなの街へ」と櫻井は言って“スピード”に突入、25周年の狼煙を華やかにぶちかました。7月にリリースされるトリビュートアルバム『PARADE?』、それに先駆けた豪華な対バンツアー。そして9月に行われるBUCK‐TICK FEST 2012 ON PARADE。今年のBUCK‐TICKは見逃せない。
ちなみに櫻井は最後に、冒頭の煽りとは逆に「Thank you、また会いましょう!風邪ひかないように」と挨拶して帰って行きました。
詳細は明日のライヴレポートを読んで下さい。
次号JAPANでもレポート掲載!(井上)