lynch.がニューシングル『LIGHTNING』をリリースした。

エクストリームな激重音からハードロック、ポップ、歌謡まで貪欲に取りこんで作品を発表する毎に進化してきたlynch.のサウンド。しかし、それはあくまでもサウンドそのものに焦点を当てた進化の話だった。対してこの『LIGHTNING』は「伝える」という意味でバンドの飛躍が感じ取れる、あまりにも重要な曲になっている。

《覚悟を決めたならこの手をとって／飛び出そう》（“LIGHTNING”）

とにかく歌詞に注目して欲しい。聴き手との共感を求めなかった葉月（Vo）のメロディが、「あなた」に向けて歌われている。「自己完結型」ではなく、「あなた」とともに未来を切り拓いていこうとするlynch.の決意が迸っている。今まで彼らのサウンドに触れたことがない人にこそ聞いて欲しいと思うのだが、今回なぜこんな変化が起こったのか？
この曲を機に、lynch.はどう変わっていくのか？
発売中のJAPAN最新号に掲載されているインタヴューで、葉月は本音で語ってくれている。新曲とともに、ぜひチェックして下さい。（塩澤）