新体制になって初の全国ツアー。クアトロでのワンマンを見てきた。

これまでチェコは目指す音をライヴで表現する時、手数が足りない不自由さがあったが、
いまや合計10本となった腕で、楽器を持ち替えながら、5 人が5人フル稼働で演奏。
するとどうだろう。にぎやかで、へんてこで、かわいくて 、カラフルで、おかしみに溢れた、
チェコの音楽の世界がぐわーっと大きく大きく広がった 。
今回が初めての新体制でのツアーだけにそれぞれ課題はあるだろうけれども、
これがよりブラッシュアップされた時、チェコはもっと面白いバンドになっていくと思う。

ちなみに今日はワンマンということで、途中にアコースティックコーナーを設けて、
メンバーがとんがり帽子をかぶって演奏する、という可愛らしい場面も。

アンコールでは、「2012年は念願のフェスに出演することができた。
そして年末にはカウントダウンジャパンにも出ることが決まっている」ということで
作ってみた“festival”という名の新曲を披露。このパーティ感が今のチェコだ。

写真は、アンコールを終え、鳴り止まない拍手に応えて 、
メンバーが発案した「自由に写真を撮っていいタイム」に撮影したもの。
ステージを飾るオリエンタルな雰囲気の旗が素敵でした。

チェコはカウントダウンジャパン、28日COSMO STAGEに出演です。（秦）