0.8秒と衝撃。『【電子音楽の守護神】』について

0.8秒と衝撃。『【電子音楽の守護神】』について

一昨日発売になった0.8秒と衝撃。のニューアルバム『【電子音楽の守護神】』。
これ、ハチゲキにとってかなり大胆な変化のアルバムだと思う。
テンションとか衝動性とか温度感とか勢いとかやぶれかぶれ感とか暴力性とか、
そういう部分でどんなにエスカレートしようと、このバンドの場合驚かない。
というか、そこはどんどんエスカレートしてもらわなきゃ困るのだが、
このアルバムはそれと同時にふつうに音楽として進化しているところが文字通り衝撃。

んー、
「音楽として進化」ってなんか都合のいい言い回しだな。

「表現の引き出しが増えた」
「メロディがポップになった」
「音がクリアになった」
「曲全体のデザインがしっかりした」
「それによってアルバム全体の輪郭もはっきりした」
「すなわち音の取捨選択が的確になった」

あたりのことを引っ括めて「音楽として進化」と言っています。
アナーキーでパンクでエクストリームな部分はそのままなのに、
上に書いたみたいなことをクリアしている。
だから、すっげえストレートに「かっこいい!」って入ってくる。
前作『1暴2暴3暴4暴5暴6暴、東洋のテクノ。』で暴走していたエンジンを、
強靭なパーツと巧みなシフトワークでコントロールしてるから「届く」ものになっている。
音の印象としてはヘヴィロックというかインダストリアルみたいになってるんだけど、
その重さもこのアルバムのどっしりとした存在感に一役買っていて、いい感じ。(小川)

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