タイトルはそれぞれ『New Standard 〜Blue Note Style〜』、『THE LIVE HOUSE ROOTS in Zepp Tokyo』。
タイトルに表れているように、2作とも
「武道館ライヴ100回を超える大御所ロックンローラー」
という一般的なイメージから意識的に遠ざかっていこうとするもので、
つまり、今なお止むことのないトライアル精神にフォーカスを当てた作品。
ブルーノート・ライヴは、5年前の映像で、
観客わずか300人のジャズクラブで歌った時のもの。
メロディーメイカーとしての冴えを見せるバラード中心のメニューで、
じっくりと聞かせる。
一方、ゼップは、6年前の30周年記念として行われたライブハウス・ツアーから。
大会場とは違う、至近距離での観客との丁々発止のやりとりなど、
凄味のきいた野性パワーは、ほとんどデビュー時を思わせるギラつきぶり。
なお、この2作の収益を、被災地へ義援金として寄付することが
公式ホームページで、自身のコメントとして掲載されています。
リリース日は今月13日。
写真は、会社の近くのビルボード。