★そうなんです、
あのカオス&アナーキー&反体制の象徴だった元セックス・ピストルズのジョニー・ロットン=ライドン先生率いるPiL(パブリック・イメージ・リミテッド)がいきなり新曲”Hawaii”を発表!!!
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ж音源の視聴はこちら(歌詞は「ここ数年アルツハイマー病を患っている妻ノラへのラヴレター」らしい)。
★しかもこの新曲、
2023年の「ユーロビジョン・ソングコンテスト/毎年欧州諸国の代表が参加して開催される大衆ポップ系アクトが中心の歌合戦(かつての優勝者として最も有名なのはアバ)」に、
「アイルランド代表(ライドン先生のご両親がアイルランド出身なので英・アイルランド両方のパスポートを持っているから?)として参加するための候補曲」なのだそう。
このユーロビジョン・ソングコンテスト、日本に住む方々にも分かりやすくご説明すると、
(英米産ポップ/ロックが主流のUK以外の)欧州諸国出身のユーロポップ系アクトが毎年集って競う紅白歌合戦みたいな位置づけというか、
この際正直に言ってしまうと、この歌合戦に出場するアクトの「音楽性と歌詞のダサさ」はしばしば英国人コメディアンのジョークネタにされてきたほど。
そう、英米のシリアスなアーティストにとっては「絶対参加したくないイベント」として受け取られている。
そんな歌合戦に何を血迷ってPiLが???!!!
しかもこんな「真っ当なラヴソング」をあのライドン先生が書くなんて!
とオリジナルパンク世代の筆者などは呆気にとられているのですが、
日本の皆さんはいかがでしょう?
かつて「何故あなたは自分の信念を通すためにしろ、あちこちに敵ばかり作るんでしょう?」と訊いたら、
↓
「なんでそもそも世界中の人々に愛されたい、なんて願うんだよ? 俺は生まれてこのかた一度も思ったことさえないぜ」と嘯いていた
あのハリネズミみたいな性格のライドン先生もついにカドが取れたということなのか?、、、。
★あ、公式サイトから届いた告知メールによると、
「最新アルバムのリリースも今年中に予定している」とのこと。楽しみ~(複雑な気分だけど、苦笑)。
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