サー・ポール、オアシスが自分達をビートルズと比較したのは災いの種だった
2013.03.27 18:30
★サー・ポール・マッカートニーが最近『Q』誌の取材で、
「オアシスをはじめ多くの90年代ブリット・ポップ・バンド達が自分達をザ・ビートルズと比較したことは災いの種だった」と語っている。
以下がその発言の抜粋。
↓
「彼ら(ブリット・ポップ勢)が他のバンドじゃなく、
影響を受けたバンドとしてビートルズを選んでくれたのは僕にとっても光栄だったよ。
例えばオアシスが自分達を指して『俺たちが次のビートルズなんだ』的な発言をしたときも気にならなかった。
でも同時に、ちょっと待てよ、それは言いすぎじゃないか?
ビートルズと比較されることはむしろ君たちにとって災いの種になるぜって気持ちもあったね。
オアシスの場合は自分達でビートルズと比較されるような発言をしてたようだけど、
他のブリット・ポップ・バンド達は恐らくレコード会社やマネージメントが仕掛けたプロモだったんだろうね。
でもそれはあんまり得策じゃないと思う。
だって自分達をビートルズと比較したら、
『じゃあ次はそのビートルズを超えるような業績を達成してみろ』って世間に言われるのは明らかなんだから。
そんなの誰にとっても不可能だよ」。
★因みにサー・ポールは3年前の『Q』誌の取材においても、
「自分がビートルズを超えることは不可能だった(上の写真のヘッド・ライン)」と語っていた。