空想委員会、コンベンションライヴで完全燃焼!

空想委員会、コンベンションライヴで完全燃焼!

ライヴを観るたびにうまくなっている。
いや、そもそも安定した演奏力を持ったバンドに対してうまくなるも何もないと言われそうだが、やはりうまくなっていると思う。
彼らの場合、視野が広くなっていると言い換えてもいい。
そして、視野が広くなっているということを、優しさと言い換えることもできる。

会場にいる一人残らず、等しく楽しませ、笑わせ、踊らせようとアイディアを注ぎ込む空想委員会は、ライヴのたびに視野を広げ、オーディエンスにますますがっちり向き合えるようになっていく。
ひとりひとりを優しく導いていく。
その精度の高さが彼らの「うまさ」なのだ。

今日はメジャーデビュー前のコンベンションライヴだったが、業界関係者も多くいた会場をしっかりと楽しませ、盛り上げてくれた。
フィジカルに踊らせるのとはまた違う、よく練られたショウはじっくりと鑑賞することもできる。
そのあたりの多様性もまたこのバンドならではの余裕がなせる強みだ。
とてもクレバーなバンドである。

近々、初めて取材させてもらう予定。
とても楽しみ。
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