bridgeが校了。いえい。
というわけで、爽やかな一枚を。
山崎あおいに初めてインタヴューしました。
僕は彼女の音楽がかなり好きだ。
さらに誤解を恐れずに言ってしまうなら、そのどこか憂いを帯びた、暗さが好きなのだ。
好きというより、落ち着くという感じに近いかもしれない。
「恋」というより「恋が終わる予感」を、「花火」ではなく「花火のあと」の情景を描く山崎あおい。
その筆致は瑞々しく若さももちろんあるが、それ以上に、誠実に目の前の光景を見つめる「現実観」が僕を落ち着かせてくれるのだと思う。
そして、過剰に夢見心地な何かに感情移入をしないリアルな感覚はそのまま彼女特有の「時代観」でもある。
今回のbridgeでは5人のシンガーソングライターに登場してもらい、それぞれの感性にビシッと迫ってみた。
その5人とは、山崎あおい、住岡梨奈、片平里菜、新山詩織、宇宙まお。
ぜひ読んでください。