ROTTENGRAFFTY、15 年の思いを歌ったZepp TOKYO
2014.11.21 22:23
15年間の歴史で初めてのZeppはエモーショナルで感動的な、だけどやはりちゃんと爆笑まみれの、つまりどこまでもロットンのライヴだった。
ロットンのメロディはいつも雨に濡れている感じがする。
だが、今日は冷たい雨を浴びた憂いのメロディというより、汗と涙に濡れた熱いセンチメントそのものだった。
くさい書き方で、ん?と自分でも思うが、中年ロック編集者をして、力強くピュアな拳を握りしめさせるようなライヴだったんだと思ってもらえれば嬉しい。
シンプルでいて彼らだけの憂いと物語を伝えることができる曲たちは本当に貴重だ。
そして、15年の歩みを15年の重みとして伝えてくれるふたりの歌もやはり、僕はとても大切なロックの宝物だと思う。
COUNTDOWN JAPANもよろしくお願いします。