ゲスが起こした、あるいは起こす革命とは何か。4人と語り合う

ゲスが起こした、あるいは起こす革命とは何か。4人と語り合う
川谷絵音という人は誰も知らないような面白い曲を書く能力がとても高い。
それは間違いない。
ただ一方で、そういう曲を彼自身の言葉で言うなら、「ただ単にいい曲」ということになる。

どちらも正解だろう。
まあ当たり前といえば当たり前だが、誰も知らない面白い曲はつまりいい曲でもある。
もうちょい正確に言ってみると、生まれた瞬間に何より面白い、つまり新しい曲が、たくさんの人の耳に入った瞬間に、それぞれの人の中で「いい曲」に変わる。
その変化と定着のスピードが早い曲を、僕たちはすごくいい曲と呼ぶことにしている。
たぶんそうなのだと思う。

今、その変化と定着のスピードについて、もっとも鋭いことをやっている作家は川谷絵音だ。
その意味において、新曲"ロマンスがありあまる"は究極である。
絵音は名曲誕生の変化と定着、そのメカニズムにおけるスピードスター、と言っていい。
そして、この曲は川谷絵音がそういう存在であることを証明する、むちゃくちゃいい曲であると言っていい。
本当にええ曲なのである。

このことを僕はなんだか、静かな革命みたいだなと思い、今回のページにおいて、本当にそんなタイトルをつけた。
ちょっと大げさな気もしたけれど、この曲の名曲度が最終的に革命という大げさな言葉をアリにしてくれると思った。
そして、絵音はそういう革命をこれから何度も起こしていくのだと思う。
これまでもそうだったが、これからもきっとそうだと思う。

また、インディゴの新曲もやはりすげえのがすごい。

ま、そんな記事を作りました。
ゲスはなぜすごいのか、ちょっとわかると思います。

写真暗くてごめんなさいm(__)m

http://sp.ro69.jp/feat/gesunokiwamiotome_201505
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