本日のジャパネク通信:空想委員会、間口の広さと通用口の多さ

本日のジャパネク通信:空想委員会、間口の広さと通用口の多さ

今日は空想委員会のワンマン。

むちゃくちゃな盛り上がり。
ただ、その盛り上がりの中には人それぞれ何通りもの楽しみ方がある。
それがこのバンドの素晴らしさであり、クレバーさであり、本質なのだろう。
クレバーであるというのは、ただ単に全員を巻き込むようなテンションでライヴをやるわけではなく、あくまで音楽的にたくさんのパーツを用意し、入り口をいくつも準備するという確かな狙いがきちんと伝わってくるからだ。
間口を広くする、という言い方があるが、空想委員会の場合、通用口がいくつもあって、どこからでもバンドが楽しみを用意している空間へ入ってこれる、という感じである。
たぶん、彼ららしい妄想めいた歌詞もでかい通用口のひとつなのだ。
というような意味で、空想委員会は、大人なロックとも言えるし、優しいロックとも、懐の広いロックともいえる。
いずれにせよ、今のシーンをときめくギターロックバンドたちとは一線を画す存在なのだと感じる。

いよいよ、6月4日にはメジャーデビューだ。
この勢いで行ってくれ!
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