ストーン・テンプル・パイロッツ、元フロントマンのスコット・ウェイランドを訴える
2013.05.25 18:45
ストーン・テンプル・パイロッツが元フロントマンであるスコット・ウェイランドを訴えたことが明らかになった。
訴状の中には、バンドはウェイランドを理由とする不和と重要な機会喪失といったものに耐えていたとある。
ストーン・テンプル・パイロッツは今年の2月にスコット・ウェイランドを追放、5月になって新たなボーカリストとしてリンキン・パークのチェスター・ベニントンを迎えたことを明らかにしていた。チェスター・ベニントンはリンキン・パークでの活動を最優先としながらも、ストーン・テンプル・パイロッツでの新作制作やツアーなどにも意欲を示し、また、両バンドともこの掛け持ちを容認、協力体制にあることも公表している。
スコット・ウェイランドは1986年にストーン・テンプル・パイロッツを結成、バンドは1990年代のロック史に残る成功を収めたが、2002年に実質的に解散。その後スコットはスラッシュのヴェルヴェット・リヴォルヴァーに加入し活動を始めたが2008年にはバンドから追い出されるかたちで離脱。同年、ストーン・テンプル・パイロッツを再結成させていた。なお、以降にヴェルヴェット・リヴォルヴァー再加入の話が出た際、スラッシュはスコットとのコラボレーションはありえないと語っていた。