ケンドリック・ラマー新作、全米各誌絶賛

ケンドリック・ラマー新作、全米各誌絶賛

1週間早く発売されたケンドリック・ラマーの新作、USメディアのレビューが発表され始めたが、ざざーっと読んだところでは、各誌絶賛。

ローリング・ストーン誌は5つ星中4つ星半。ピッチフォークも10点満点中9.3点。
http://www.rollingstone.com/music/albumreviews/kendrick-lamar-to-pimp-a-butterfly-20150319
http://pitchfork.com/reviews/albums/20390-to-pimp-a-butterfly/

ローリング・ストーン誌は、「ディアンジェロの『ブラック・メサイア』に続き、今作『To Pimp a Butterfly』のおかげで、2015年は、黒人の政治とリアルなブラック・ミュージックがポップのメインストリームに復活した年として記憶されるだろう」と。

前作『クッド・キッド、マッド・シティー』での語り口もあまりに複雑で、巧妙。アメリカ版には歌詞カードが付いてなかったため、わざわざ日本盤を買ったくらいなのだけど、今回もそれに並ぶストーリーテリング。今作の日本盤が出るのかいまいち不明なのだが、再び歌詞をじっくりと読むべき作品だと思う。
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