サシャ・バロン・コーエンが、フレディ・マーキュリーの伝記映画を主演、監督、脚本で、今度こそ本当に決定らしい
2015.03.29 10:42
フレディ・マーキュリーの伝記映画が作られる話はもう7年くらい前からあったけど、とうとう作られるらしい。エンターテイメント・ウィークリー誌が伝えている。
http://www.ew.com/article/2015/03/28/sacha-baron-cohen-freddy-mercury-biopic-confirmed
これまでは、何かしら問題があってなかなか実現にこぎ着けなかった。2010年に製作が決定のニュースが流れたり、2013年にはやっぱり中止のニュースが流れたりした。
2013年の時点ではすでにサシャ・バロン・コーエンが関わることになっていたが、クイーンのメンバーと内容について相違があり、中止となったのだ。コーエンは、R指定の作品にしたかったそうなのだが、メンバーがトーンを下げるようにと反対したのだそうだ。
その際のコーエンは、ピーター・モーガン(『ラストキング・オブ・スコットランド』、『フロストxニクソン』)が脚本を書き、デヴィッド・フィンチャー(『ゴーン・ガール』)かトム・フーパー(『英国王のスピーチ』)が監督をするというアイディアを出していたが、バンドはそれも却下。
しかし、3月26日に行われたアーティスト&マネージャーアワードで、クイーンのマネージャーであるジム・ビーチが発表。「みなさん、この7年間にわたり、クイーンのフレディ・マーキュリーの伝記映画について話を聞いていたと思うけど、とうとう重要な決定が下されました。僕らは、サシャ・バロン・コーエンを説得して、彼が、脚本、プロデュース、監督、主演をすることが決定しました」と。
コーエンは、現在『アリス・イン・ワンダーランド』の続編の撮影中で、これに対する正式なコメントはまだ発表していない。しかし、それが終わると予定は入っていないようなので、今年中には制作に取りかかれるのだと思うが。