坂本龍一が、レオナルド・ディカプリオとトム・ハーディが主演、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の最新作『レヴェナント:蘇えりし者』のサントラを担当するとPlaylistが報じている。
http://blogs.indiewire.com/theplaylist/alejandro-gonzalez-inarritus-the-revenant-will-have-a-score-from-composer-ryuichi-sakamoto-20150929
イニャリトゥ監督といえば、過去には菊池凛子が出演した『バベル』の監督でもあり、『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』 では、オスカーで作品賞、監督賞など4部門を受賞したばかり。
『レヴェナント』は同タイトルの小説を元にした、1823年が舞台の西部劇スリラー。全米公開は12月25日予定で、再びオスカーが期待されている大注目作だ。
坂本龍一は、当然ベルナルド・ベルトリッチ監督の『ラストエンペラー』の作曲で知られるが、その他ブライアン・デ・パルマ監督『スネーク・アイズ』などのハリウッド映画でもサントラを手がけている。今回ハリウッド映画のサントラを手がけるのは、久しぶりなのではないかと思う。
『レヴェナント』は予告編が公開されたばかりなのだが、これが超ど迫力。ディカプとトム・ハーディの演技の緊迫感がものすごい!
これに一体どのように坂本龍一のサウンドが鳴るのかまるで想像がつかないのだが、『バードマン』での音楽の使い方も画期的だったし。『レヴェナント』の完成がますます楽しみだ。