フランク・オーシャンが発表した最新作『Blonde』の1曲目に収録されている“Nikes”。すでに発表されているあまりに美しいMVはこちら。
https://itunes.apple.com/us/post/idsa.06571398-669c-11e6-9b66-283cdffd1e01
実はこの曲の冒頭で、「2バージョンある」と歌われているけど、本当に2バージョンあって、無料で配布された雑誌『Boys Don't Cry』のほうに収録された“Nikes”では、日本人のラッパーKOHHのラップが曲の終わりのほうに収録されている。男女の心模様が歌われているように思う。
KOHHのインスタグラム。
https://www.instagram.com/kohh_t20/
この作品のコントリビューターのリストはこちら。
https://twitter.com/speriod/status/767139220012015617?ref_src=twsrc%5Etfw
ビートルズからデヴィッド・ボウイ、ジョニー・グリーンウッド、カニエ・ウェストなどそうそうたるメンツが並ぶ中でキラリと光るのがKOHH。アメリカではほぼ無名のため、さっそく各メディアから「KOHHは誰なのか」と、注目を浴びている。
ピッチフォークも、“知るべきこと6つ”のリストの筆頭に、新作のゲスト・リストで豪華メンツに続き、「日本人ラッパー?」との記事を書いている。
http://pitchfork.com/thepitch/1259-frank-oceans-blond-6-things-to-know/
「CD盤の“Nikes”に参加しているのがKOHHとLootaで、アメリカではKeith Apeのヒット曲“It G Ma”で一番知られる存在」と。MVはこちら。
Fader誌の記事は、KOHHのみに焦点を当てたもの。
http://www.thefader.com/2016/08/21/japanese-rappers-kohh-loota-boys-dont-cry-frank-ocean-blond
彼の生い立ちから、18歳でラップを始めたこと、当初は、King Giddraに影響を受け、一番好きなアメリカ人のラッパーは、カニエ・ウェストだとBeats 1のインタビューで答えていたことも掲載。
https://itunes.apple.com/gb/post/idsa.210e7504-5665-11e6-9933-1ece2c178fd5?ign-mpt=uo%3D8
そのラップ・スタイルは、Travi$ ScottやOG Macoにも通じるものがあると。
また、今回はフランク・オーシャンから連絡があって、スタジオに招待されたという。
KOHHの最新作“Dirt II”からのシングル“Dirt Boys II feat. Dutch Montana, Loota"のMVはこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=YSMj0FfspBM
彼がモデルをしていることも紹介されている。