LAの公立図書館で「人種差別、女性差別する男子へ!」向けたカッコいいパンク・ソングを披露して以来、一瞬で国民の心を虜にしたまだティーンエイジャーですらないザ・リンダ・リンダズ。当然とも思うが、早速民放TV番組『Jimmy Kimmel Live』に出演した。
2曲も披露し、インタビューにも答えている。以下映像。
メンバー4人は、左から、ミラ、ルシア、エロイーズ、ベラ。ミラとルシアが姉妹で、エロイーズが従姉妹、ベラが親友だ。
●インタビューでは早速バンド名の由来を聞かれている。
「『リンダ リンダ リンダ』という日本のインディ映画があって、そこに高校生の女の子達が出てるんだけど、その中で、彼女たちがザ・ブルーハーツというバンドの“リンダ リンダ”という曲をカバーするの。だから私たちはその両方(映画と曲)から取ってこのバンド名にしたの」
「私たちは誰もリンダって名前じゃないんだけどね(笑)」
●また、図書館で披露した“Racist, Sexist Boy”についても説明。内容的には、ライブで語っていたことと一緒だ。
それに付け足して、「私たちと同じ年の男子に限らず女性差別が至るところにあって、本当にムカついていた。だから、曲にした」と語っている。
●自分たちがバズったのをどうやって知ったか?
「歴史のクラスにいたら、携帯が鳴り続けて、先生から、『何してるんだ?』って睨まれたの。それでインスタを開けてみたら、全員の投稿が私たち一色だった。それでワオ!と思ったわけ(笑)」
●歌に歌われている「人種差別で、女性差別の男子」はどうなった? 彼はこんなことになったのを知ってるのか?
「知らないし、どうでもいい(笑)」
ライブでは、“Racist, Sexist Boy”と“Claudia Kishi”を披露している。
彼女たちは、図書館でのライブの直後にエピタフ・レコードと契約した。ミラとルシアのお父さんが、レコーディング・スタジオを持っているプロデューサー兼エンジニアだが、過去にパラモア、ベスト・コースト、そしてバッド・レリジョンと仕事したことがあったそう。
なるほど、そういうつながりで、エピタフと契約したのだろう。
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