マニック・ストリート・プリチャーズ@ウェブスター・ホール
2009.10.09 15:30
スフィアンじゃないが、
ステロイドと言えば、私の今週のライブスケジュールがすごいことになっている。
トム・ヨークに始まり、スフィアン・スティーブンス→昨日はなんとマニック・ストリート・プリチャーズだ。
そして今日は、なんとブルース・スプリングスティーンがNJのジャイアンツ・スタジアム取り壊し前の5日間ライブ、という
だけでなく、『ボーン・トゥ・ラン』全曲演奏、または、デイヴ・グロール新バンドをデトロイトで観る
という二択状態になっていて、結局ある都合上そのどちらかに行くことになった。どちらに行くことになったかは
現場に到着してからお知らせします。
来週もまたスゴいのだけど、それは来週が来たら。
残念なことに日本公演はあえなくキャンセルしたマニック・ストリート・プリチャーズ。
9月から12日間、現在北米ツアー中。
昨日行われたNYでのライブは10年ぶり!
そんなわけで、昨日のスフィアンライブにおける、ブルックリン・ヒップ・キッズとはうって変わり
熱い大人大集結。
「10年も来ないなんてどうかしてた」と、ジェームスも始まってすぐ言っていったが、
フロアが揺れる揺れる。それじゃなくてもぎゅうぎゅうの会場が押せ押せとジャンプで汗は飛散り、
合唱は止まず、イギリス人の大きなしゃべり声は鳴り響き、そしてやっぱりビールが飛んで来る。
普段はしら〜っとしたNYのオーディエンスの心に不似合いな、熱きものを宿らせた。
セットリストは、ヒット曲の応酬。偶然となりにいたローリング・ストーン誌のライター、
デイビット・フリッケさんも、力拳でノリノリだったし、VIPセクションもエアギター選手権のよう。
「みんな分かってると思うけど、俺たちがアンコールなしで去るからって、俺たちがお前達を
この薄汚れたウェールズの心の底から愛してないってことではないからな」「近いうちに
戻って来る!」と最後に言ったが、この観客のためにもよろしくお願いします。
そして、日本にも!